『大手だから』『上場しているから』『聞いたことあるから』、理由がない企業選びをしてしまってはいませんか?

もちろん、上記の理由が悪いというわけではありません。

自分の目指すキャリアに、大手でしか経験できないことを求める場合は全く問題ありません。

しかし、「とりあえず」で志望企業を選ぶことほど危険なことはありません。

面接の回答がブレやすく、内定が獲得できない

志望動機を深掘りされたときに答えられない

〇入社しても、価値観が合わずにすぐに退職してしまう

そんなリスクを抱えたまま就職活動を進めていくことになるでしょう。

就活の軸とは何か

なぜ就活の軸が聞かれるのか

について解説していきます。

就活の軸の作り方については次回記事にて解説します。

是非最後まで読んで、就活の参考にしてください。

目次

就活の軸はキャリアの軸

ESや面接で必ずと言っていいほど聞かれる就活の軸

何のために何を聞かれているのか、よく分からない人もいるかと思います。

就活になったら急に出てくる言葉なので、そうなるのもおかしくありません。

まずは、

就活の軸』=『キャリア・人生の軸と考えてください。

新卒で入社する会社は、あなたの将来を大きく左右します。

新卒入社した会社が、あなたの仕事に対する『基準』になるのです。

10年後・20年後に、どんなキャリア・人生を送りたいかが、

就活における企業選び=『就活の軸』になります。

『仕事に対する価値観の言語化』

何があなたのキャリアの軸になるかは、仕事に対する価値観によって決まってきます。

それを言語化することで、どんな企業で働きたいのかがハッキリ見えてくるでしょう。

就活の軸が決まっている学生は、内定率が上がる

就活の軸がハッキリしている学生は、自分が現在何をするべきなのかがハッキリしています。

大学1年生や2年生でキャリアの軸が決まっている学生は、就活までにそれに向かった行動をとる時間があります。

そのキャリアを実現するために、それに関するアルバイトを選んだり、

留学したり、勉強をしています。

目的達成のために行動出来る能力は、もちろん仕事でも活きていきます。

就活の軸が決まり、既に行動している学生の内定率が高い理由は自明ですね。

他人の作った就活の軸で決めてはマイナス

ネットで「就活の軸」と調べると、一覧などが出てきます。

その中で、自分が気になった「就活の軸」を選んで使おうと思っている人も多くいます。

自分で考えだしていない就活の軸は、深掘りしたらすぐに分かります。

例えば

『成長できる環境』という就活の軸を選んだとします。

なぜ成長できる環境が必要なのか?

今まで成長できる環境に身を置いたのか?

〇成長できる環境とは具体的にどう言う環境か?

この3つの質問に『一貫性』を持った回答が出来ますか?

安易に就活の軸を選べば、一貫性のない考え方という印象を与えてしまいます。

過去の自分からしか『就活の軸』は作れません。

『一貫性』のある就活の軸を作る方法は、過去の自分が教えてくれます。

なぜ自分があの時に、あの判断をしたのかを言語化することで、

あなたの価値観が見えてきます。

その価値観こそがあなたの『就活の軸』になるのです。

就活の軸から分かること

それでは、採用担当者はどうして『就活の軸』を必ず聞いてくるのでしょう。

答えは簡単ですね、その質問で分かる情報が多いからです。

たった1つの質問で

〇志望度の高さ・『マッチ度』

〇論理的思考力

を推し測ることができます。

志望度の高さ・『企業マッチ度』

一貫性の持った就活の軸・キャリアの軸があれば、

それを当社で実現可能かどうかが分かります。

ある程度実現可能なのか、ぴったり当てはまっているのか、

それによって学生の志望度の高さを測ることが出来るのです。

また、志望業界・志望企業を合わせて聞くことで、

就活の軸との一貫性から志望度を測る採用担当者が一般的です。

論理的思考力

就活の軸に一貫性があり、深掘りにもブレない回答ができるのは

論理的思考力があることが分かります。

就活の軸

なぜその就活の軸

その就活の軸が達成できるキャリア

就活の軸が達成できる業界・業種

就活の軸が達成できる企業

社会人目線で違和感なく答えられるのであれば、その学生は論理的思考力が高いと言えます。

論理的思考力の高い例

『キャリア・人生の軸』:30代前半で結婚し、金銭的に余裕をもって子どもを育てたい

               自分の家を持ちたい。子どもに尊敬される仕事をしていたい。

『就活の軸』:大手企業に入り、安定した収入・福利厚生を目指す。

「なぜその就活の軸」:子どものころに家が貧しくて辛い思いをしていた。

              一軒家に憧れがある。

「達成できるキャリア」20代で経験を積み、30歳には管理職を目指す。

「達成できる業界・業種」安定した労働環境。

「達成できる企業」30歳で管理職を目指せるキャリアプランがある企業。

年間休日120日・月平均残業時間20時間以内の企業で、

子どもとの時間をしっかり作れる企業。

これを話したうえで、「競合ではなく、当社を第1志望とする理由」を聞かれた際に「OB/OG訪問をし、育休制度が形骸化されずに使われていると聞いたから。」であったり「社長メッセージに、家庭を大事にする人は仕事を頑張れるという言葉があり、共感したから」と回答できれば、論理的思考力の高さを示すことができます。

論理的思考力の低い例

『就活の軸』大手企業に入る

「なぜその就活の軸」成長することが好きだから

「達成できる業界・業種」成長している業界

「達成できる企業」挑戦できる企業

一貫性は確かにあるように見えますが、抽象的な言葉で思考を止めてしまっています。

なぜ、成長することが好きなのか。挑戦できる企業が大手企業で正しいのか。と聞かれると、

たちまち答えられなくなるでしょう。

それは、しっかりと深掘りが足りておらず、論理的に考えていないからです。

就活の軸をブラッシュアップするためには社会人に聞いてもらうこと

一度作った就活の軸を達成するのに、

志望する業界・職種・企業は合っているのかは社会人に聞くのが一番効果的です。

社会に出ていない学生が知っている仕事は、ほんの一部です。

そんな中で、正しい企業を選べているのかを判断するのは非常に困難です。

親でも、先輩でも、OB/OGでも何でも構いません。一度社会人に聞いてもらいましょう。

特に、様々な業界に関わりのある方に見てもらうのをお勧めします。

〇コンサル

〇人材

関係の方だと、より広い目線からアドバイスをくれるでしょう。

ここまで、就活の軸について解説していきました。

〇就活の軸=キャリアの軸

〇就活の軸がしっかりしていれば、内定率は上がる

〇就活の軸で測られていること

が分かってきたかと思います。

それでは、実際にどうやって就活の軸を作っていくのかについては次回の記事で解説していきます

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