叙々苑は良質吟味や美味しさを追及して日々探求し続けている会社です。焼肉弁当は一般のお客様だけでなく芸能界のロケ弁としてもおなじみです。お弁当は冷めても美味しいのが特徴であり、ライスやキムチ、盛り付けまでこだわっています。

新型コロナウイルスの影響により2020年〜2022年は売り上げが落ちているとはいえ、多くの著名人に支持されていることもあり年商は200億円を越え今後さらに売り上げが上がることが見込まれます。

目次

企業概要

商号

株式会社 叙々苑

創業

1976年

資本金

1,000万円

代表者

代表取締役会長新井 泰道

代表取締役社長新井 昌平

本社

東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木

公式HP

https://www.jojoen.co.jp/

売上高

212億200万円 (2022年3月実績)

店舗数

直営店71店舗

2022年の純利益(営業利益は提示なし)

8.9億円(2022年)

商品・サービス

現在では焼肉店の2大人気メニューである上カルビ焼やタン塩焼きは叙々苑が発祥です。叙々苑の1号店がオープンしてまもなくタン塩焼きが誕生した時であり、食肉業者からの提案がきっかけです。

最初は塩やコショウだけで食べていましたが、お客様からの「熱くて食べられない」といった要望に答えて叙々苑オリジナルタン塩メニューが誕生しました。また、現在では一般的となっているメニューに上や特選などのランクを付けるようになりました。

叙々苑にはオリジナルのサラダがあり、きゅうりやサラダ菜をゴマ風味で味付けしたもので創業当時から人気No.1の商品です。メインとなる肉は叙々苑フードファクトリーにおいて、ほとんどのプロセスにおいて手作業で進められています。

ここまでのように、常に美味しさへのこだわりが生んだ顧客のニーズに応えるため挑戦の歴史となっています。

競争優位・強み

叙々苑は高級焼き肉店であり、ファミリー層以外にも多くの著名人が訪れます。年商が212億である以外に、1店舗あたりの売り上げは約3億7000円となっておりブランドイメージがあるのが大きな特徴です。

叙々苑の第1号店が出店されたのが1976年であり、当時の従来の焼き肉店は煙にまみれており女性が近寄りにくい雰囲気がありました。叙々苑はそうした状況の中、赤いじゅうたんを敷き詰めたり花を活けたりしたほか、制服も大幅に変えたことにより従来の焼き肉店のイメージを一掃しました。

そのため、良質吟味に徹底した味のこだわり以外に都心の一等地夜景が楽しめる高層ビルの上層階など立地にもこだわり高級感溢れる品質に力を入れているのです。さらに、サービスにも徹底しており、布エプロンや無料デザートなどのほかに口直しのガムサービスをはじめたのも叙々苑です。

また郊外では、アットホームなサービスを提供するなど地域によってニーズに合わせることにより顧客満足度の向上につとめました。そのため、ファミリー層の多い地域では、比較的安価で設定をしているケースも少なくありません。

今後の展開

叙々苑は1976年に18坪、30席の小さな店からスタートして2023年現在では1日約1万人年間400万人の来客があります。直営店での経営にこだわることによって、安定したおいしさとサービスを提供してるのです。

叙々苑は高級でなく一流を常に目指しており、年々来客数や売り上げが上がっています。新型コロナウイルスの影響により一時来客数が落ちたものの、今後さらに需要が高まることが見込まれます。

画像引用:転職会議

採用情報

新卒採用

接客サービス、調理、食品製造

大学卒 月給 210,000円

短大卒 月給 190,000円

専門卒 月給 190,000円

参考:叙々苑

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