営業職に転職したい方必見！あったら絶対嬉しい福利厚生5選！

あなたは、営業職に転職したいと思い、転職活動をする際、福利厚生を気にしていますか？

福利厚生とは、会社側が従業員に対して、給与や賞与などの金銭的な報酬とは別に支払われるサービスのことです。

実は、近年では、福利厚生が充実している会社が増えてきているのです。

しかし、福利厚生についてよく理解していない方は、福利厚生がどんなものであって、どんな種類があるのかも把握できていないのではないでしょうか？

福利厚生について理解ができていないと、福利厚生が少ない会社に転職してしまい、他の会社であれば受けられるようなサービスを受けることができなくなってしまうというリスクがあります。

今回は、これから営業職へ転職したいと考えている方向けに、営業職の方があったら絶対嬉しいと思う福利厚生を紹介していきます。

また、最近では独自の福利厚生を設けている会社も増加しています。

一般的な会社にはない、ユニークな福利厚生についても紹介しますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

目次

福利厚生とは？

『福利厚生ってそもそも何？』と理解できていない方向けに、まずは福利厚生がどんなものかということについて説明をしていきます。

福利厚生とは、会社側が従業員に対して、給与や賞与などの金銭的な報酬とは別に支払われるサービスのことです。

通常、従業員である私たちは、働いたら給与もしくは、賞与という形で会社から金銭を受け取ります。

その金銭とは別に、保険や特別休暇、手当などといったサービスを受けることができます。

そのサービスこそ、福利厚生というものなのです。

福利厚生には、全ての会社が必ず設けなくてはならない法的なもの(法定福利厚生)と、会社が任意で設けているもの(法定外福利厚生)の2種類があります。

そのため、福利厚生が一つも設けられていないという会社はなく、全ての会社に法的な福利厚生は設けられています。

しかし、近年では、法的な福利厚生以外の任意で設けている福利厚生が充実している会社が増えてきている傾向です。

福利厚生を充実させているのには、従業員やその家族が充実した生活を送りやすくするためというのが大きな理由となっています。

もちろん、任意で設けている福利厚生が少ない会社にも、給与などといった他の部分で大きな魅力があるかもしれませんが、福利厚生が充実していればしているほど、より良い生活を送りやすくなるに違いありません。

また、福利厚生は、求人情報にも掲載されていることが多いです。

これから転職活動を行う際は、どんな福利厚生が設けられているのかも確認しながら、求人情報を見ることで、会社選びの幅が広がるでしょう。

主な福利厚生の種類

上記でも紹介しました通り、福利厚生には、法的なものと任意で会社が設けているものの2種類があります。

法的な福利厚生は、『法定福利厚生』といい、従業員を雇用している全ての会社で設けなければなりません。

一方、任意で会社が設けている福利厚生は、『法定外福利厚生』といいます。

では、この2つの福利厚生には、具体的にどのようなものが該当されるのか、紹介をしていきます。

法定福利厚生

法定福利厚生とは、従業員を雇用している全ての会社で設けることを義務付けられている福利厚生です。

具体的に以下の6種類が該当されます。

また、これらの法定福利厚生にかかる費用は、会社側が負担をしなくてはなりません。

もしも会社側が、法定福利厚生を設けず、本来会社が負担すべき費用を負担しなかった場合、法律違反とみなされ、処罰の対象となります。

それぞれの会社の負担額については、以下の表を参照してください。

法定外福利厚生

法定外福利厚生は、法定福利厚生以外に、会社が任意で設けている福利厚生のことです。

設けることにより、会社で働く従業員の生活の質を向上させ、仕事への意欲が上げることを期待することができます。

法定外福利厚生の種類は多岐に渡り、大まかに以下のような種類があります。

他にもさまざまな種類がありますが、ここでは上記で挙げた法定外福利厚生に具体的にどのようなものがあるのかを紹介していきます。

休暇制度

休暇制度にまつわる福利厚生を設けることにより、従業員の休みをしっかり確保して、仕事とプライベートとのめりはりをつけることができます。

休暇制度は、以下のような名称で福利厚生として設けていることが多いです。

ちなみに有給休暇は、労働基準法に定められた休暇のため福利厚生ではありません。

財産形成

従業員の資産形成をサポートするために、財産形成の福利厚生を設けている会社も多くあります。

財産形成にまつわる福利厚生には、主に以下のような制度が該当されます。

また、これらの他にも、社内で金融にまつわるセミナーを行って、従業員一人ひとりにお金の知識を身につける機会を設けている会社もあります。

住宅にまつわる手当

従業員が住んでいる場所をサポートする、住宅関連の手当も実は福利厚生です。

例えば、以下のようなものが住宅関連の福利厚生として設けられていることが多いです。

家賃や住宅ローンは、生活している中でも特にお金がかかるので、こうした福利厚生を設けている会社に転職することで金銭面の負担も軽減することができるでしょう。

求職者の中には、転職活動を行う際、住宅にまつわる福利厚生があるか確認している方も少なくはないくらい、重要視されている福利厚生です。

会社の求人情報を見る際は、住宅にまつわる福利厚生があるか確認してみると良いでしょう。

健康促進や医療にまつわる制度

従業員の健康を支援するために、健康促進や医療にまつわる福利厚生を設けている会社も少なくはありません。

健康促進や医療にまつわる福利厚生には、以下のようなものがあります。

特に人間ドッグは、会社経由ではなく各自で受診すると、3〜7万円と高額になってしまいますが、福利厚生の制度で受診することで費用を抑えることができます。

また、スポーツジムの利用費を補助してくれる制度は、あったら嬉しいと思う人が多い人気な福利厚生として挙げられています。

育児や介護にまつわる制度

育児や介護を理由に、会社を退職してしまう方も少なくはありません。

そのような人が、育児や介護に専念をしていても、働き続けることを支援してくれる福利厚生もあります。

例えば、以下のようなものがあります。

他にも、無期限で短時間勤務を許可しているなどといった、労働時間を調整している会社も存在しています。

小さいお子様がいる方やこれから結婚を考えている方、親の介護のことを考えている方は、こういった福利厚生を設けている会社を探してみると良いでしょう。

慶弔にまつわる制度

従業員や従業員の家族に対して、慶弔が発生した際にサポートをする福利厚生です。

具体的には以下のようなものが該当されます。

これらの他にも、独立した従業員に開業祝いをするなどといった制度を設けている会社もあります。

自己啓発

従業員のスキルアップなどを支援するために、自己啓発の福利厚生を取り入れている会社も近年では多くなりました。

自己啓発にまつわる福利厚生には以下のようなものがあります。

これらの制度を利用することにより、従業員が知識を身につけ、スキルアップすることが実現できます。

そして、スキルアップしたことにより、仕事の効率を上げることにも繋がります。

余暇やレクリエーション

従業員同士の親睦を深めるという目的から、余暇やレクリエーションにまつわる福利厚生を導入している企業も少なくはありません。

これらの福利厚生には、具体的には以下のようなものがあります。

従業員同士が交流することにより、どんな人物像でどんな考えを持っている人なのか、互いに知ることができます。

そうすることにより、社内でのコミュニケーションも円滑になり、仕事の効率を向上させることが実現できるでしょう。

働き方にまつわる制度

近年では、自由な時間に働いたり、時短勤務するなどといった働き方を変えていこうという動きが増えてきています。

このような働き方にまつわる動きも福利厚生の一部であるのです。

具体的には、以下のようなものが挙げられます。

これらの働き方を導入することで、従業員のワークライフバランスを充実させることができます。

営業職に転職したい方必見！あったら嬉しい福利厚生 5選

福利厚生には、法定福利厚生と法定外福利厚生の2種類があります。

その中でも、任意で会社が設ける法定外福利厚生には、幅広い種類があり、どれも従業員が満足するような内容となっていることが多いです。

ここでは、営業職への転職を検討されている方が『あったら嬉しい！』と思う、福利厚生について紹介をしていきます。

これから営業職に転職する予定の方は、これから紹介する福利厚生が志望している会社にあるかどうか確認してみましょう。

資格取得手当

会社が定める資格を取得している従業員に対して、会社側が給料を上乗せしてくれる制度です。

資格を取得することにより、自身のスキルを向上させることはできるのはもちろん、仕事上でも役に立ち、今までよりも幅広い仕事を任せてもらえる可能性が高くなります。

その結果、会社側が給料を上乗せしてくれて、さらに仕事へのモチベーションが上がることでしょう。

また、会社によっては、資格を取得する際に受験料も負担してくれることもあります。

資格取得手当を設けている会社に転職をしたら、自ら進んで資格を取得することをおすすめします。

スポーツジムの利用費補助

健康促進のために、会社が提供しているスポーツジムを特別価格で利用できる制度です。

スポーツジムに通うことにより、体を鍛えられるなどといったメリットが思い浮かぶかもしれませんが、それ以外にも、気持ちをリフレッシュさせる効果が期待できます。

日々の営業活動の気分転換にもなるので、福利厚生にスポーツジムの利用費補助の制度がある場合は、積極的にスポーツジムに行くといいでしょう。

また、会社によっては、特別価格ではなく無料でスポーツジムを利用できたり、社内にスポーツジムを設けていることもあるので、転職する際はそのあたりも確認すると良いかもしれません。

リフレッシュ休暇

リフレッシュ休暇とは、有給休暇とは別に設けられる長期休暇の制度です。

勤続年数や年齢に応じて期間は変動しますが、まとまった長期間の休みを取得することができる制度となっています。

営業職の仕事は、常に忙しく、連続した休みを取りづらいと思われがちです。

しかし、リフレッシュ休暇は、会社側からも積極的に休みを取るよう促されることが多いので、気兼ねなく休みを取ることができます。

『ちょっと仕事に行き詰まりそう。』となったら、一度まとまった休暇をとって家でのんびり過ごしたり、旅行に行ってみたりして、気持ちをリセットさせてみるもの良いでしょう。

フレックスタイム制度

フレックスタイム制とは、一定の期間についてあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、労働者が⽇々の始業・終業時刻、労働時間を⾃ら決めることのできる制度です。

フレックスタイム制度を導入していない会社では、通常1日8時間勤務であることが多いですが、フレックスタイム制度を導入している会社では、『今日は5時間働いて、明日は10時間働こう。』などと自分で調整することができます。

ただし、『この時間帯は必ず働いてほしい。』というコアタイムを設けていることが大半ですので、コアタイムのことを考えながらスケジュールを組み立てていく必要があります。

それでも、比較的自由度の高い働き方になるので、仕事とプライベートを両立しやすくなります。

営業職においても、『コアタイムの時間帯は顧客対応をして、それ以外の時間帯は事務系の仕事をしよう。』などと、めりはりをつけて仕事ができるので、作業の効率化を実現させることができるでしょう。

また、近年ではコアタイムを設けず、1ヶ月の所定の勤務時間を満たせば、働く時間を自由に決めることができる、フルフレックスやスーパーフレックスという制度を設けている会社も増えてきています。

子育て支援

仕事も子育ても両立していきたい方が『あったら嬉しい。』と考えている制度の一つとして、子育て支援にまつわる制度があります。

例えば、会社に託児所があれば、お子様が近くにいないとしても、託児所のスタッフがお子様の面倒を見てくれるので、安心して営業職の仕事に専念することができるでしょう。

また、子育てのために在宅勤務をすることが認められていれば、いつでもお子様の近くで仕事ができるので安心して仕事をすることができます。

子育て支援が充実していない会社だと、どんなに仕事を続けたいと考えていても退職せざるを得ない場合があるので、『長く勤めたい！』と考えている方には、嬉しい制度となっています。

【番外編】こんなのもあるの？ユニークな福利厚生5選

福利厚生にはさまざまな種類があり、近年では会社独自の福利厚生を設けていることもあります。

その中には、誰もが『こんなのも福利厚生なの？！』と思うようなユニークなものもあるのです。

最後に、番外編として他の企業にはなかなかないユニークな福利厚生についても紹介していきます。

また、以下の記事では飲食業界の福利厚生について紹介しています。

飲食業界もユニークな福利厚生を設けている会社が多いので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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花粉症手当

春の時期になると多くの人が悩まされる花粉症。

そんな花粉症の人を助けるために花粉症手当を設けている会社があるのです。

花粉症手当では、花粉症の方や花粉症の疑いがある方の医療費やお薬代の一部を負担してくれるというものです。

花粉症は、症状が酷い人だと仕事に支障が出てきてしまうことがあります。

しかし、こうして医療費などを負担してくれて、通院しやすい環境を作り上げているのは、花粉症の人にとっても非常に嬉しいですね。

整体師の施術手当

従業員の体を癒すために、整体師の施術手当やマッサージ手当を設けている会社も近年増えています。

毎日長時間デスクワークをしていると肩や首が痛くなって、余計に体が疲れやすくなってしまう人も少なくはないでしょう。

また、肩や首が痛くなると姿勢が悪くなり、状態が悪化しすぎてしまうと、自分で姿勢を元に戻そうとしても修復が難しくなってしまいます。

このように体のことでお悩みの方にとっては、整体師の施術手当を受けることができるのは、非常に嬉しいことでしょう。

ちなみに、整体師の施術は、従業員が会社と提携している整体に行って施術を受けたり、整体師の方を会社に呼んで社内で施術を受けるなど、さまざまなパターンがあります。

失恋休暇

ユニークな福利厚生として、近年注目があるものとして、失恋休暇というものが挙げられます。

失恋休暇とは、失恋した方や離婚した方の心を癒すために設けられた休暇のことです。

確かに、失恋をすると、人によっては仕事に支障が出てきてしまうほど酷く落ち込んでしまうこともあります。

そうなると、周りの従業員も気をつかってしまい、仕事が円滑に進まなくなってしまうリスクが考えられます。

しかし、失恋をしてしまっても、数日心を休ませることにより、気持ちを切り替えることができるでしょう。

失恋休暇だけではなく、このように心を癒すために設けられた休暇というものは、実は他にもあり、いずれも会社が従業員一人ひとりのことを考えて作られたということが伝わります。

二日酔い休暇

会社に勤めると、周りの人との付き合いでどうしても飲み会が増えてしまうものです。

時には飲みすぎてしまって、二日酔いになり、次の日の仕事に影響が出てきてしまうこともよくある話です。

しかし、そんな仕事への影響を防止するための福利厚生として、二日酔い休暇を設けている会社もあります。

ただし、年2回午前休暇のみという規定が決められているため、丸一日休みをもらえるわけではありません。

お酒をよく飲む方には非常にありがたい福利厚生ではありますが、できるだけ二日酔いにならないように常日頃から気をつけておきましょう。

おしゃれ手当

衣服や化粧品などの費用が毎月決められた金額まで支給してくれるという、おしゃれ手当という制度を設けている会社もあります。

消耗が早い化粧品などの美容品のお金を支給してくれるのは、女性にとっては大変嬉しいものです。

しかも、それ以外にも衣服やカバン、なんと美容院代やネイル代なども支給してくれるのです。

この手当があれば、『さらにおしゃれになって仕事も頑張ろう！』とモチベーションも上がるに違いありませんね。

また、女性だけではなく、もちろん男性もおしゃれ手当を受けることができます。

福利厚生が充実している会社へ転職をしよう

福利厚生にはさまざまな種類があり、どれも会社が従業員一人ひとりのことを考えて設けられています。

中には、あったら便利な福利厚生や珍しい福利厚生もあるので、転職活動をする際は、求人情報をしっかり確認すると良いでしょう。

もしかすると、あなたが『あったらいいな！』と思う福利厚生や『面白い！』と思う福利厚生を設けているかもしれません。

会社の雰囲気や給与などももちろん大切な情報ではありますが、ぜひ福利厚生にも注目してみて、あなたがこれからより良い生活を送れそうな条件を設けている会社を探してみてくださいね。

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