
新卒で飲食業界に就職するにあたって気になるのは平均給与ではないでしょうか。
飲食業界は 長時間労働の割には収入が低いと言った イメージもあるでしょう。しかし飲食業界と言っても業態の種類が多く運営している企業によっても 平均給与は異なります。
この記事では飲食業界において新卒の平均給与に関して説明していくので、飲食業界での就職を考えている人は参考にしてください。
飲食業界の平均給料
厚生労働省における2022年の賃金構造基本統計調査結果において、飲食業界の平均給与を紹介していきます。
飲食業界の各年代における平均給料
新卒 としてのデータはないのですが年齢別として平均給料を公表しており、19歳以下と20〜24歳以下が該当するでしょう。また飲食業界だけでなく「宿泊業と飲食サービス業」 といった項目での公表です。
年齢 | 平均月収 |
~19歳 | 17.3万 |
20~24歳 | 20.7万円 |
参考:令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況(厚生労働省)
19歳未満、つまり高卒であれば平均月収は17.3万円、大卒であれば20.7万円となっています。ほかの業種と比較すると次のようになります。
他の業種との比較
金融業や保険業の19歳未満の平均月収は18.2万円、20〜24歳は21.6万円、情報通信業の19歳未満の平均月収は18.1万円、20〜24歳は23.1万円です。そのため、飲食業界と比較をしても大きく違うわけではありません。
業種 | 年齢 | 平均月収 |
金融業、保険業 | ~19歳 | 18.2万円 |
20~24歳 | 21.6万円 | |
情報通信業 | ~19歳 | 18.1万円 |
20~24歳 | 23.1万円 |
参考:令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況(厚生労働省)
企業規模による平均給料
業界別はないのですが、企業規模による平均給料のデータはあります。そのため、企業規模において平均給与を参考にできます。
年齢 | 大企業平均月収 | 中企業平均月収 | 小企業平均月収 |
~19歳 | 18.7万円 | 18.2万円 | 18.3万円 |
20~24歳 | 22.7万円 | 21.6万円 | 20.9万円 |
参考:令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況(厚生労働省)
上記のように平均であれば企業規模にかかわらず給与はそれほど変わりありません。しかし、ゼンショーホールディングスの平均年収は20〜24歳で24.5万円(男性)、22.8万円(女性)となっているなど、高めに設定されているケースもあります。
飲食業界の店舗や企業によって給料が異なる
飲食業界には様々な形態があり、例えば チェーン展開してるような 大手企業と個人オーナーの飲食店では福利厚生 や 賞与など 待遇が大幅に異なります。そのため給与だけでなく 待遇や働き方、福利厚生まで考えて職場を考えることが必要でしょう。
中小企業や個人オーナーが運営している飲食店の場合は、大手企業よりも出世早い場合があります。また早いうちに経営に携われる可能性もあるため求職者の目的に応じて職場を選ぶことが重要です。
まとめ
飲食業界の新卒での給料は決して高くないといわれます。 しかし、厚生労働省のデータによれば19歳未満であれば平均月収は17.3万円、20〜24歳であれば20.7万円と決して低いわけではありません。
また経験年数や実績に応じて給料が上がる可能性があるのは他の業界と変わりありません。しかし、中小企業や個人オーナーが運営している飲食店の場合は長期間働いててもなかなか給料が上がらない ケースもあるでしょう。
そのため、 経験を積んだ後に独立するなど 自分のキャリアプランを明確にした上で就職先を選ぶことが重要です。
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