履歴書の趣味・特技欄はどう書くの?書き方のポイントや注意点を解説!

履歴書を書き始める際、『趣味・特技欄の書き方に悩んでしまう方も多いものです。

これらの情報を企業側に伝えたところで、『選考に影響されるの?』と思う方もきっといるのではないでしょうか。

実は、趣味・特技欄は選考において重要な役割を担っている項目なうえ、企業側も必ずチェックしている項目なので、これから履歴書を書く際、必ずしっかり記入をするようにしましょう。

今回は、これから転職活動を進める方向けに、履歴書の『趣味・特技欄』の書き方について紹介をしていきます。

志望動機の書き方でもお悩みの方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

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どうして履歴書に趣味・特技を書くの?

趣味や特技は、選考に直接関わりがなさそうと思う方も少なくはないでしょう。

企業側に自分の趣味としていることや特技を知ってもらったところで、選考が有利になるわけではないと思っている方もきっといるはずです。

しかし、趣味や特技は、選考において重要な役割を担っています。

では、どうしてこれらの情報を書かなければならないのでしょうか?

結論を申し上げますと、企業側は、あなたがどんな人柄でかつ、会社の社風とマッチしているか判断するためにあなたの趣味や特技を聞くのです。

選考をする際には、志望動機や自己PR等でもアピールすることができますが、趣味や特技欄で書く内容も書き方を工夫することにより、さらに自分自身のことを志望している企業にアピールをすることができるのです。

そのため、『趣味や特技はきっと選考には関係ないだろう。』と思わないで、手を抜かずに履歴書に書き、自分自身のことを企業側にアピールしていきましょう。

履歴書の趣味・特技欄の書き方 3つのポイント

履歴書 趣味・特技の書き方のポイント

企業が求めている人柄や会社の社風とマッチしているかを企業側が知るために、履歴書に自分が趣味としていることや特技を必ず書かなけらばなりません。

趣味や特技の書き方を工夫することにより、自分自身をアピールすることができる材料にもなるので、しっかり書くようにしましょう。

では、自分自身のことを伝えやすくするための趣味や特技を書いていくには、どのように書いていけば良いのでしょうか?

書き方に悩まれている方のために履歴書の趣味・特技欄に書くときのポイントを3つ説明していきます。

書き方に迷われている方は、ぜひ参考にして、企業側に好印象を持たれるような履歴書を完成させましょう。

簡単に趣味や特技を書くこと

趣味や特技を書く際は、詳細に書かず、できるだけ簡単に書くようにしましょう。

具体的には、以下のような書き方で書くと、企業側にも伝わりやすいです。

趣味の書き方例
趣味:◯◯(詳細)という形に書くとシンプルで分かりやすいです。
特技の書き方例
括弧で区切らず、文章でそのまま書くのも良いです。

業務や社風に関係がありそうな趣味や特技を書くこと

趣味や特技は多岐に渡りますが、履歴書に書く内容は可能であれば、志望している業務企業の社風に関係がありそうな内容にしましょう。

以下に企業に良い印象を与えやすい趣味や特技の例を6つ挙げます。

これから、履歴書に書き始める方は、これらの例も参考にしてみてくださいね。

趣味・特技の例

  • サッカーや野球、テニスなどのスポーツをすること

→企業側に元気・健康的・活発なイメージを与えることができる。

  • 洋画や洋楽の鑑賞

→外国語を使うことが多い企業などでは、常日頃から語学に携わっているという部分から好印象を与えることができる。

  • 資格や検定の取得

→未経験の業務を志望している場合でも、学ぶ意欲が強いという印象を与えることができる。

  • 読書

→『どういうジャンルの本を読んでいるか』『月何冊読んでいるか』などエピソードによっては企業側に真面目・勉強家などという印象を与えることができる。

  • イラストやハンドメイド、DIYなどの創作関連

→クリエイティブ系の業務を志望している場合、エピソードによっては、仕事上でも即戦力になるのではという印象がつきやすい。

  • 初対面の人とすぐに打ち解けられるなど、人との関わり

→接客業や営業職など、人と関わることの多い業種を志望する場合、安心して業務を任せられそうだと好印象を与えることができる。

他にもさまざまな趣味や特技があります。

しかし、どんな趣味や特技でもエピソードの書き方によっては、企業側に好印象を与えることが十分にできます。

ただ趣味や特技を羅列させるのではなく、『自分が趣味としていることや特技をどのようにして志望している企業に繋げることができそうか』などとよく考えてエピソードを書くようにしてくださいね。

正直に趣味や特技を書くこと

『自分の趣味は、そんな大したものではないなぁ…。』『特技なんてないなぁ…。』と思って、正直に趣味や特技を書かない方も実は少なくはありません。

しかし、何度も申し上げた通り、趣味・特技は自分のことを企業側にアピールするための情報の一つでもあるのです。

どんなことでもいいので、手を抜かずに必ず趣味や特技を書くようにしましょう。

大したことのないと思っている趣味や特技だと思っていても、面接をする際、企業側から興味を持たれる場合もあります。

興味を持たれれば、きっと企業側もあなたのことが印象に残るはずです。

履歴書に趣味・特技を書いていく際の注意点

履歴書に趣味・特技を書く際の注意点

上記で挙げた通り、趣味や特技を書く際は、志望している業務や企業の社風に合うようなものを簡単に書いていくことがポイントとなります。

これらのポイントを押さえて、実際にこれから趣味や特技を書き始めましょう。

しかし、趣味や特技を書いていく際には注意しておきたいことが3点あります。

これから履歴書を書く際、以下のような点にも気をつけながら書き進めるようにしてくださいね。

  • 嘘は書かない
  • ギャンブル等マイナスな印象を与えそうな趣味は書かない
  • 『特になし』と記入したり、項目を空欄にしない

それでは、これら3つの注意点についても説明をしていきます。

嘘は書かない

当然ではありますが、履歴書に書く内容は嘘を書かずに、本当のことだけを書きましょう。

『趣味や特技は、選考にそこまで影響されないだろう。』と思い、適当な趣味を書いたり、実際はできないことを特技と書いてしまう方も、実は少なくはありません。

確かに、履歴書を提出した時点ではいくら嘘の情報を書いたとしても、企業側から嘘だと気づかれることは少ないでしょう。

しかし、面接の際に聞かれることも十分にあり得る話です。

聞かれて、困ってしまったり、会話の辻褄が合わなくなってしまうなどといったリスクを避けるためにも、必ず本当のことだけを記入してください。

また、趣味や特技だけではなく、学歴や職歴など、他の項目でも嘘の情報を書いてしまうのは絶対やらないようにしてくださいね。

学歴や職歴の書き方のポイントについては以下の記事にて紹介していますので、こちらもぜひ確認をしておきましょう。

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ギャンブル等マイナスな印象を与えそうな趣味は書かない

パチンコや競馬、競輪などのギャンブル系の趣味は絶対に書かないようにしましょう。

趣味として行っている方も少なくはないものではありますが、ギャンブルのことを記入してしまうと、企業側も『金遣いが荒そう。』などと、あまり良い印象を持たれません。

たとえ、本当にギャンブルなどが趣味だとしても、履歴書に書く際は、違う趣味を記入するようにしましょう。

また、ギャンブルだけではなく、政治宗教などに関する内容もマイナスなイメージを与えやすいので、書くことは避けてくださいね。

『特になし』と記入したり、項目を空欄にしない

どんなに考えても趣味や特技が浮かばないという方も、少なくはないものです。

しかし、ないからと言って『特になし』と記入したり、空欄にしてしまうのは避けるのがベストです。

『これといったものが浮かばない…。』という方は、どんなに些細なことでも結構ですので、常日頃から行っていることを参考にして、書いてみると良いでしょう。

例えば、自炊をしているのであれば、料理を趣味にしてみたり、散歩を定期的にしているのであれば、散歩を趣味にしてみるなど、自分の行動を改めて思い出してみるのも手です。

きっと何かしら、趣味や特技になるようなことが見つかるかもしれません。

それでも趣味や特技が見つからない場合…

趣味・特技欄がないフォーマットの履歴書も実は販売しているので、そういったものを選ぶのもおすすめです。

ただし、企業からフォーマットが指定されている場合は、指定されているものを使用するようにしてくださいね。

履歴書 趣味・特技 書き方のまとめ

履歴書 趣味・特技 書き方 まとめ

履歴書の趣味・特技欄は、実は企業へ自分自身をアピールするための項目の一つでもあるので、手を抜かずに書くようにしましょう。

書く際は、志望している業務や企業に社風に関連するようなものを選んで、できるだけ簡単に書くことにより、企業側にも情報が伝わりやすくなります。

また、これらの項目は、選考に影響されないと思い、嘘の情報を書いたり、空欄にしてしまう方も少なくはありません。

しかし、企業側も選考時に着目している項目であるので、必ず正しい情報を書きましょう。

紹介した書き方のポイントや注意点をしっかり押さえて、あなた自身も納得できる履歴書を書き上げ、選考に挑んでくださいね!

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