株式会社ドトールコーヒーは、「一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する」を企業理念としています。ドトールはハワイ島コナに直営農園があります。さらに、世界約20か国から品質の高いコーヒー豆を調達している点が大きな特徴です。
高い質のコーヒーを提供しているほか、さまざまなドリンクやフードメニュー、デザートも充実しておりコーヒーを目的とした客のほかに、ランチやデザート目的の客など幅広い層に大人気の店です。
目次
企業概要
| 商号 | 株式会社ドトールコーヒー |
| 創業 | 1962年 |
| 資本金 | 111億41百万円 |
| 代表者 | 星野正則 |
| 本社 | 東京都渋谷区神南一丁目10番1号 |
| 公式HP | https://www.doutor.co.jp/ |
| 売上高 | 1,093億6,300万円（2022年） |
| 店舗数 | 1,065件（ドトールグループ1,273件） |
| 直近の営業利益 | 17億8,300円の赤字 |
商品・サービス
コーヒーは熱風式や半熱風式、直火式 といった3種類の焙煎方法があります。ドトールコーヒーは直火式を導入しています。直火式は 熱風式の約3倍焙煎するのに時間がかかり生産性が良くないため導入しない コーヒー店は少なくありません。しかし、味わい深く買われ高いコーヒーを作るためには ドトール では 直下 焙煎が必要不可欠であると判断したのです。
ドトールコーヒーではコーヒーだけでなくさまざまなフードサービスやスイーツも豊富に揃っています。 またコーヒー以外のドリンクも揃っており コーヒーが苦手な方でもランチタイムやティーブレイクをするタイミングなどで利用するケースは少なくありません。
ドトールの主なフードメニューにミラノサンドがあります。 ミラノサンド は 1993年から 展開しており 販売した当初から ABC といった3種類から選べるように提供していました。内容は年々変化していますが、近年ではハム系、Ｂはシーフード系、Ｃはヘルシー系といったラインナップのほかに、季節限定の素材を使ったミラノサンドを選ぶようになっています。
競争優位・強み
ドトールコーヒーでは、ハワイ島コナに直営農園があるほか世界約20ヵ国からコーヒー豆を調達しています。一般的に買い付けをする場合クオリティと価格のバランスが重要ですが、ドトールは採算度外視でクオリティを追及することが少なくありません。
クオリティを上げるために、地域指定や農地指定、味指定といった3つの指定をしています。各国からサンプルが届いたものを焙煎して香味と外観品質を追求しています。何度もリクエストすることで高品質なものだけを選び焙煎工場へ運ばれます。
ドトールでは、全ての店舗に浄水器を設置することによって不純物や カルキを取り除いた水でコーヒーを抽出しています。 全国に展開しているドトールコーヒーにおいて、地域による水質差を浄水器を使うことによって純度をできるだけ一定に保つようにしています。
今後の展開
ドトールにおける2023年の前年対比伸び率は次のようになっています。
| 新店を含む全店 | 売り上げ | ＋19.2％ |
| 客数 | ＋7.0％ | |
| 既存店 | 売り上げ | ＋19.3％ |
| 客数 | ＋7.4％ |
参考：ドトール
売り上げや客数ともに順調に増えており、新店や既存店でも同じような結果となっています。コーヒーが目的の客層から、ファミリー向け、年配の方など客層が広く今後もさらに売り上げ、客数ともに需要が高まることが見込まれます。
採用情報
新卒採用
| 店舗運営職 | 大学卒・大学院了 月給：220,000円固定残業代（20,000円 約13時間相当分）約13時間超過分は別途支給。 専門・短大・高専卒 月給：196,000円固定残業代（20,000円 14.9時間相当分）14.9時間超過分は別途支給。 |
参考：ドトールコーヒー
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