夏頃からは25卒の学生の皆さんも就職に向けて動き出した方も多い中、
就職活動を始めるにあたって
「インターンシップ」という言葉を目にする機会が多いのではないでしょうか?
今回はそのインターンシップの中でも
「1dayインターンシップ」に注目して解説します。
この記事を読んで1dayインターンの目的や内容を理解し、
就活に挑んでいただけると嬉しいです。
1dayインターンシップとは?
1dayインターンシップとは、企業が開催する1日限定のインターンシップを指します。
会場に行き参加する方法の他にも、オンラインで開催される場合もあり、
数日〜数ヶ月開催されるインターンに比べて気軽に参加できるというのが大きな特徴です。
1dayインターンの内容
開催期間が半日から1日と短い1dayインターンですが、
多くの企業では以下のプログラムの中からいくつかを組み合わせて行っています。
会社や業界説明会
ほとんどの企業では、初めに業界や企業の説明を講義形式で行います。
会社のホームページなので得られる情報以上のことを
現役社員から直接聞ける貴重な機会です。
ここで業務理解や業界知識を深め、面接に活かすこともできます。
グループワーク
他の就活生とグループを作って活動するプログラムが用意されてる場合もあります。
ここでの多くは、初対面の学生と複数人のグループとなり、
テーマについてディスカッションやプレゼンテーションを行います。
セミナー
座談会形式で、現役社員との対話を通じて会社の雰囲気を知ることができます。
社員の日常を聞けばスケジュールの例や会社文化など、
入社後のイメージが膨らむことでしょう。
ランチ会などのアットホームな環境で気軽に質問できることが多く、
人事部の社員と会えることもあるため、積極的に質問して志望度をアピールしましょう。
職場見学・体験
職場を見学し、社員や会社全体の雰囲気を感じることができます。
また、理系学生が参加するエンジニア職や機械系の企業では、
業務を体験できるプログラムが用意されていることもあるようです。
職場の見学や業務を体験出来ることはインターンシップならではの経験となるでしょう。
企業の雰囲気などを感じることは、
志望する企業を選ぶ際にも大きく役立つこと間違いありません。
1dayインターンは意味ないという意見も…
1dayインターンの参加を検討している学生の皆さんは、インターネットやSNSで
「1dayインターンは就活に意味ない」という意見を目にしたことがあるでしょう。
これは、1dayインターンが内定に直結しないというデメリットがあるからです。
1dayインターンは会社説明会がメインのプログラムであることが多く、
学生個人が評価され内定につながることはほとんどありません。
そのため、1dayインターンは就活に意味がなく、
就活を有利にするためには長期インターンに参加するべきだと考える人がいるようです。
1dayインターンのメリット
それでは、1dayインターンのメリットをご紹介していきます。
気軽に参加できる
1dayインターンの最大のメリットとは、
時間の都合がつけやすく参加のハードルが低いことでしょう。
興味のある業界や会社が複数ある場合、1日完結のインターンで深まる会社への知識などは、志望業界・会社を決めるための大きな判断材料になります。
インターネットサイトだけではわからないことを1日で知れるチャンスは
必ずつかむべきです。
他の就活生との出会い
1dayインターンではグループワークをする場面もあるため、
所属大学の違う就活生と出会うことができます。
同じ業界や会社を目指す人が集まる場は、
他社の選考情報などの情報収集をするには適しています。
社員だけでなく周りの就活生との交流も積極的に行い、就活に活かしましょう。